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現状をよく見る | スマートに離婚するための10のステップ

現状をよく見る

一度離婚のことを考え始めると考えが止まらなくなります。

離婚により精神的な安定が得られ、明るく楽しい未来が待っていると想像すればそうなるのも仕方ありません。

しかし離婚はメリットよりもデメリットの方が多く、まずは現状をよく見てどうすべきか熟考しなければなりません。

現状を見る際にポイントとなる事柄には「貯金」「子供の年齢」「周囲の目」「正当な離婚理由」「精神的な問題」などがあります。

貯金

離婚をする際には慰謝料・養育費・財産分与・裁判費・弁護士費などを相手に求めることになります。これら費用は現在の家庭の貯金から捻出することになるため、元からたいして貯金されていなければ無い袖は触ることはできません。

子供の年齢

離婚は子供に大きな影響を与えます。物心がついた後に離婚しようとした場合、簡単に理解することは無くその後数年にも渡り子供に影響し続けます。また思春期の子供がいた場合、家出・反抗・家庭内暴力など家庭崩壊につながりかねない事柄が起こる可能性もあります。

周囲の目

周囲の目とは親や親戚・友人・ご近所などから職場など広範囲にわたる周囲の人間の目を指します。当然に助けてくれる方もおりますが、中には好奇な目で見たり、離婚によりあなたの人物評価を下げたりすることもあるのです。

正当な離婚理由

離婚にあたってはやはり相手に瑕疵がある状態での離婚を目指すべきであり、こちらのわがままで離婚を主張しているかのような印象は避けなければなりません。これは周囲の目にも関係があり、また後の離婚裁判においても慰謝料の金額にも差が生じることになります。

精神的な問題

できればデメリットの多い離婚は避けたいところですが、その判断をする上で最も重要となるのはあなたの精神的な限界点です。婚姻関係がある人であれば皆それぞれ多かれ少なかれ不満を抱えています。どこまで許せてどこまでは許せないか、許せなくなった場合にどこまで持ちこたえられるかは他人が察することはできず、最終的にはあなた自身の判断になります。


これらの現状をよく見てよく考えプラス面とマイナス面を踏まえた上で、何が自分にとってベストなのかを判断することになります。


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